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そもそもなぜ塗装をするのか。
塗装の最大の目的は、木材を保護することです。木材は、湿気で変形や腐食、カビが生えることだってあります。
それを防ぐために、塗装をします。そして、綺麗に塗装された楽器は、とても綺麗です。見た目にも重要な役割を果たします。
そして最後に、楽器として重要な音にも影響を与えます。それぞれの塗装方法で手順や作業時間、仕上がりなどが違います。
どういう楽器にしたいか、製作者の拘りが現れる素敵な部分でもあります。
塗る前に
塗る前に、サンディングします。なんか、砥の粉で、色々やってる人もいましたが、よくわからんかったのでw
サンディングで綺麗にしました。
色をつける。
今回は、ワトコオイル を使いました。
家にあったワトコオイル の余りを使いました’。色はミディアムウォールナットです。
刷毛で塗る感じです。結構好きな感じの色です。よかったw
[A] ワトコオイル ミディアムウォルナット W-12 [200ml]
塗り終わったら、乾いた布で余った液を拭き取ります。
シェラックニスで塗装
ラックカイガラ虫が分泌する天然の樹脂です。これをアルコールで溶かして、塗っていきます。
光沢が出て、すごくいい感じになっています。
シェラックニスも同じ塗り方ですが、最初は、布見たいなやつを使っていましたが、最後は筆を使いました。。。
なんか、ポンポンを使う人が多いようです。なんか、ライトがすごくて明るく写りました。。。
ニス塗る順番
順番を守る方が塗りやすかった。
最初はボディ→ネックってザックリいってましたが、塗った後ってさわれません。。。塗りにくいな〜と思っていたら、あることを思い出しました。
塗る順番があったことに。。。。。。そういや、ヴァイオリン作った時に言われた気がするのを思い出しました。
順番は次の通りです。横板→裏板→表板→ヘッド→ネック
この順番で塗れば結構スムーズに塗れました。試してみてください。
最大のミスをここで気がついた、、、、
前回の、記事のサドルの位置の話をしていましたが、最大のミスをしていました。。。
12Fからの距離と言いながら、手持ちのウクレレでサクッと寸法を測って、今回製作のコンサートウクレレに転写していました。。。。
ちゃんと計らず横着をしたのがいけませんでした。。。。
なのでサドルをちゃんと計り直して置き換えましたが、やはり後が残りましたね。。。
ガーーーン。。。
コンサートウクレレといってもいろんなサイズがあるんですね、、、
サドルの位置の確認。。。
本には、14 29/32インチと書いてありました。。。。ん???もうちんぷんかんぷん。。。
よく調べてみると、ブリッジの端を14 3/4をしましょうと書いてありました。これはナイスです。
インチメジャーを即購入!!!
STANLEY PowerLock メジャー インチ表示 10'x1/4" 33-115 [並行輸入品]
これでバッチリだと思いたいです。。。。
研磨、、、ニス塗り、、、
研磨とニス塗りの繰り返しです。。。
どうもこれの繰り返しのようです。。。でもいつまで???自分が納得するまで?
とりあえず、7回塗った後に研磨しました。そして、数回塗装そして研磨、、、数回塗装、、、研磨、、、くらいはやりました。
サドル接着
先ほどのミスを犯したサドル、、、というか、正しくはブリッジですね。
ニス塗りは、いい感じと判断w。。。。まぁなんかあったら、また塗ればいいや的な感じですが、、、
クランプの準備
サドルをちゃんと止めるためにクランプの準備をします。
表板のブレースを踏まないようにこのような木をクランプにつけておきます。
上は適度な板を用意してブリッジを直接クランプしないようにします。
さぁ、あっているかどうか、ドキドキです。。。。
バクマ ワンタッチパワークランプ 200×80 PL-200
動画も見てね。
なんか、試行錯誤です。。。