ヴィオラは、ヴァイオリンより大きく、重いです。正しく持てていないと、本当にしんどいです。
ヴィオラを弾き始めて十数年、、、肩が痛いこともありましたし、腰が痛いこともありました、、、
若い時は、少々無理してもなんとでもなりますが、そうは言っておられません。
大好きなヴィオラを弾いているのに、しんどい、、、肩が凝る、腰が痛い、、、そんなのは悲しい。。。
そこで、奏法をいろいろ研究して、ようやく解放されて自分にとって理想的な弾き方に近づいてきました。
自分にとって理想的な持ち方をして、長く楽しくヴィオラを弾いていい音、いい音楽を奏でれるように。
目次
持ち方のコツは姿勢から
立って演奏する場合、座って演奏する場合、2種類あります。
立って演奏する。
基本的にレッスンなどは、立って演奏する事が多いように思います。
なぜなら、座るより立って演奏した方が、演奏しやすく総じて音量が大きく、音色も良い方向に行きやすいです。
では実際どう立ったら良いのか、それは、リラックスして立つです。
そこで考えたのがこの方法〜細かいことは、置いといて、だってヴィオラだもん。
何も持たずに、3〜4歩歩いてみて立ち止まってください。それがその人の理想の立ち方です。
最初は、これで十分だと思います。わからなくなったら、3〜4歩歩いて立ち止まってみてください。
(また、機会を見て詳しく説明しますね。)
座って演奏する。
オーケストラや室内楽など、演奏する場合は座って演奏する事が多いです。
それでは説明します。細かいことは、置いといて、だってヴィオラだもん。
椅子を用意して、3〜4歩歩いて、その椅子の前に行き半分くらいに腰掛けてみてください。
それがその人の理想の座り方です。ポイントは、椅子は半分だけ腰掛けると言うことです。
深く腰掛けると、弓使いの邪魔になる&猫背になりやすく腰が痛くなる。
(こちらもまた、機会を見て詳しく説明します。)
ヴィオラを持ってはいけない。。。正しくは?
よくありがちな説明があります。それは、左手を離しても楽器が落ちないように、楽器をあごで挟んで支える。
肩とあごで挟むのです!
それは
実際は持つではなく、載せると言う考え方です。
では、どこに載せるのかと言うと、鎖骨に載せます。そして、左手でそれを支えます。鼻先を軽くヴィオラの方に向けてください。
これで十分です。ヴィオラは鎖骨に載せ、左手は楽器を支える。
この基本を踏まえながら、細かいところは自分の体型にあった理想的な方法を編み出してください。
(正しくは?)と書きましたが、正直なところこれが正しいからこうしなさいとは断言出来ません、なぜなら決まりなど存在しないからです。
人それぞれ体型も柔軟性も違うので、自分で試行錯誤を繰り返し、自分が納得する理想的な持ち方に近づいていく他ありません。
しかし、これだけは断言出来ます。
ココがポイント
ヴィオラは鎖骨に載せ、左手は楽器を支える。
焦って音程を押さえようとしないでくださいね〜弾いてみたい気持ちはわかりますが、
まずは楽器に慣れましょう〜
一休さんも言ってましたが、あわてないあわてない。ひとやすみひとやすみ。
そこに、少し付け足し〜ヴィオラなんだから〜